運営会社|特徴

コーリングの人財育成の3つの特徴

特徴その1

前提となる考え方:
構成主義

育成・学びに対する考え方のベースになるもの、すなわち、教える側がどのような教育観・学習観によって立つかによって、教え方やアプローチの仕方が変わってきます。

私たちは、学習者は省察し、一人ひとりの頭の中で知識が構成されるという構成主義的な考え方に親和性を感じ、人財育成もこの考え方によって企画・運営しています。

構成主義の一般的な考え方の一部をご紹介

・知識は、その社会を構成している人々の相互作用によって構築される。
・学習者は、積極的に環境に働きかけ、既存の知識を駆使して、新しい知識を主体的に構築していく存在である。

構成主義という言葉は様々な文脈で使用され、使う人によって意味するところが異なることがあり、呼び方も社会構成主義や構築主義などとも表現されることもあります。

対比されるものに、客観主義(実証主義)があります。
構成主義と客観主義(実証主義)の違いはコチラ
学校教育や一般的に流通している研修等はこちらが主流です。

構成主義は、客観主義を否定するものではありません。それぞれに特徴がありますので、育成に携わる側は、自分がどちらの考え方を前提としているか、どちらをベースにしたいか等、自身の価値観や考え方をじっくり見つめ、明確にしておくことが重要です。
なぜならば、どのような研修/セミナーを企画するか、ねらいをどう設定するか、どのような資料を準備するか、どのように参加者と接するか、どんな言葉を選び使うか……等々、全てにおいて影響を及ぼすからです。

特徴その2

企画:
現場&受講者特徴を
把握した上で設計

研修やセミナーを企画・設計する際に、受講者心理や参加者特徴を重要視します

企業内研修などを受ける場合、強制的に参加させられることがほとんどです。しかし、学びは主体的な行為なので、受け身的で不満一杯であろう参加者たちに、いかに関心を持ってもらうか、ここが設計段階で肝になると考えています。
そのために、事前に職場見学をさせていただくようお願いしています。特に初めての企画の際には、仕事場の雰囲気はどのようなものか、どのような人達や環境に囲まれて、日ごろどのような仕事をしているのかをできるだけ把握し、参加者についてさまざまな角度から理解しようとします。
参加者の思考特徴や何が得意なのかなどを仮説だて、コンテンツをどうするか、骨組みや順番、資料は文字が良いか絵図が良いか、筆記が良いか口頭が良いか、どんなキーワードに反応しそうかなど、検討して設計していきます。
したがって、例え同じテーマであっても、一案件ごとに内容や運営方法が異なります。
また、上記現場視察を始め、ご依頼者の方々にも色々なご質問をさせていただいたり、ご意見を頂戴したりしながら、一緒に組み立ててるため企画に多少時間がかかります。
スタート後でも、数か月に渡るトレーニングなどでは、途中で参加者の反応や様子をみながら軌道修正を加えたりもします。

本人が「考える」ことをしない限り学びは生まれないため、いかに関心を持ってもらえるか、興味をもって考えられる場を創れるかを念頭に、参加者に沿って設計しています。

特徴その3

対話型:
省察を促す

私たちは、「知識」は人の中で構築されるものだと考えます。一般的には、知識を教えるという言い方をしますが、知識というものは外界に体系立って存在する訳ではなく、それらは単なる情報だと捉えます。
「人の中」とは個人の頭の中という意味と、社会を構成する人々の間、相互作用・関係性ということも指しています。

「知識」を生み出すには考えるしかありません。考える主体である自分自身の思考をも対象にして考えることを省察といいます。
「自分について考える」というと、いわゆる自己理解や自分探しのように受け取られがちですが、そうではありません。自分が関わっている相互作用の進展や状況を把握する、自分の言動や作用過程を客観視する、それらを批判的に考察することが「自分について考える」ということです。

人に考えてもらうというのは簡単ではありません

「考えてください」と言っても、人は考えるわけではないことは周知の事実でしょう。そのためにトレーナー等が介入し、考える場を作り、思考を促すよう働きかける必要があります。

思考を促す手法としては「対話」が有効だと考えます。講義はありません。ほとんどの時間を、参加者が考え、話し合い、考えを深耕してもらう時間で費やします。
受講者特徴に応じて、さまざまな問いを投げ掛け、討議ではファシリテートし、一人ひとりの発言が重要な学びの材料となり、また考える刺激になるような点を突いて思考を促します。

これまでの多くの参加者からは「頭が疲れた」という感想をいただきました。
それだけ普段の職場では考えないようなテーマについて深堀し、また自分自身について考え見つめることで、自分自身の仕事や職場についての見識を新たに構築しなおすという作業をしてもらっていると実感があります。

私たち側にいわゆる「正解」がある訳ではありません。お一人お一人が自らの職場をより良いものにするため、自分の職務を更に向上させるための明日への改善ポイントを、それぞれが自分なりの答えを発見していただける時間にしようと、日々努力しています。

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